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2009-02-07

羽ばたくカモメ


風が少なく陽あたりのよい朝、
ふらっと外房の漁港へ出かけますと、
年配の男性が埠頭を見下ろせる小屋や高台に腰かけ、
一人で海を眺めていたり、
数人で寛ぐ姿に出会うことがあります。

先月、
犬吠埼野島埼へ出かけた時は荒れ模様でした。
昨日も経由した勝浦では雪がチラチラ。
朝市の野菜売りのおばさんがお仲間の屋台で、
タコ焼きを買って暖を取るほど通りは寒く、
客足は未だとても少なかったですが、
小湊に着く頃には太陽も顔を出し、
漁協の直売所前では、
開いていたキンメダイがキラキラ輝いていました。
そのキンメダイの写真を撮りたくて、
声をかけた若い男性の対応が何ともやさしく、
海も漁港も春の気分。
防波堤で日がな一日、
海釣りに魅せられる人の気持ちがわかるようです。

2009年2月7日の小湊漁港、天津漁港など



勝浦の朝市はほぼ毎日開かれますので、
外房方面に出るときは私もよく立ち寄ります。
今回(2月7日)は
指が凍(こご)えて?!シャッターを押せませんでした。
犬吠埼(1月24日)と野島埼(1月31日)へ出たときも、
カモメを撮りたかったのです。
三度目の正直で今回はやっと青空。

荒天(1月24日)の銚子港では
出漁を見合わせたのでしょう
停泊している漁船がいつになく多かったです。
築地市場やセリの場面が
海外からも観光客を呼び寄せるように、
私は漁港や漁船にも惹かれます。

水揚げの際は、
どうしてもサバやサンマがこぼれます。
そのこぼれた魚一匹一匹を運転手が丹念に、
荷台へ投げ入れているトラックに出会うことも。
釣り竿とカラのバケツを携え自転車を引く老人には、
落ちたアジやイワシをお裾分けする漁船員も。
それでも岸壁に散らばってしまう傷モノの魚は、
カモメが奪い合って食べています。






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