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2006-07-05

意外な楽器「口笛」

彼のお父様は、知る人ぞ知る「意外な楽器」の演奏家です(残念ながら、数年前にお亡くなりになりました)。始めて知ったのはY君にNHKへ連れて行かれ、録音室の何処かの部屋から録音風景を見学した時です。ガラスの向こうは、見覚えのある男性歌手の録音最中、結構キツイ言葉を----「あんた、この世界で何年メシを食ってるの」を浴びせられ、私が怒られたような気分になりましたが、Y君のお父様は演奏に対する取り組みが違うと言うのか、順調に録音が進み、ほっとした記憶があります。

哀愁を帯びた独特の響きは、テレビ番組の主題曲の中でも必ず聞き分けることが出来ました。それは「意外な楽器」のプロの演奏家が単に少なかっただけではなく、声紋が唯一無二と言われるように、音感の劣った私の耳にも、はっきりと聞き分けられるY氏独特の響きです。しかし私は、虎の門のホールで開かれるリサイタルを何回かお手伝いするのが精一杯で、その響きの奥を鑑賞できるだけの「経験」を欠いていました。

クリスマスの季節-555-



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