« 海岸線 | トップページ | 釣舟 »

2006-05-03

優先席のシニア

書く気持ちが固まったのは
今年(2006年)の四月に
新宿御苑を訪れてから

過日の「花之江の郷」でも
狭い遊歩道に三脚を設(しつら)え
屈(かが)みこんで草花の接写に夢中のシニア
女性でした
同行者は危うく
顎(あご)を三針縫った二の舞に
通れませんと声をかけ
我々がすり抜けた後も
閉鎖は解かれませんでした

新宿御苑では
満開の八重桜に向かって三脚三昧

今のカメラの性能は
ずば抜けていると思います
三脚なしでも
押せば鮮明に撮れてしまう画像は恐らく
昔の本職の佳作をも凌駕
その功は偏(ひとえ)に技術の進歩

長いレンズも硬いフードも顔に当たれば
怪我をさせても不思議はないです
三脚も専有も幼児や児童の邪魔です
山岳や森林田野と違い新宿御苑は
皆が集う公園なのです

今のシニア世代は
誰もが「戦後」を知っている筈
昔は駆けまわる自由がありました
草野球もザリガニ釣りも
タダで勝手に遊べました
今はどうなんだろう
土地を悉(ことごと)く囲い込み
片端から商売の種に変えてしまった張本人は
今のシニア世代ではなかろうか

優先して欲しいのです
シニア世代は幼児や児童を

子連れの親は
三脚を抱えたシニアより重い荷を背負っています
ではなぜ有料の緑地公園は
シニアではなく子連れの親に
軽減措置を講じないのだろう

クリスマスの季節-526-



|

« 海岸線 | トップページ | 釣舟 »