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2005-03-11

借景の演出、あるいは点の撮影角度

……耳元でカラスとキジバトが、嘘ね、嘘ね、また嘘ね

父が寝室の前に植えた花木です。背景の緑は写真の嘘。

クリスマスの季節-76-


私の頁はごく僅かなタグで足ります。近年は容量への配慮も低下、画像の組み合わせも自由になり簡単に「嘘」を演出、よくもまあ現実離れできるものだと呆れています。

クリスマスの季節-71-


クリスマスの季節-62-の冬の樹木は、千葉県の佐倉市(佐倉城址公園)と野田市(清水公園)で撮りました。城址公園では、以前は散策できた舗装道路を引っ切りなしに自動車が通り、胸に風穴があきました。清水公園では、幼い子らが、柵のなかった当時の林で、お弁当を広げる幻影に悩まされました。構築物を避けながら被写体を選ぶ耳元で、カラスとキジバトが

「嘘ね、嘘ね、また嘘ね」

クリスマスの季節-61-



上の「借景の演出」は、前にも触れましたが嘘です。写真機が動いただけで馬脚が、いえ、空缶やポリ袋や青い天幕が表われ、写真機がもう少し動きますと、東京の通勤圏一般の状態に戻ってしまいます。動画も静止画も、事実を反映しながら嘘をつきます。情報化社会……なんですね~。情報がつく嘘のために、画面の前は操り人形。ヒト一人一人が、現場から発する情報の重みが増しています。

クリスマスの季節-70-


久しぶりだね。どこにいたの?
第七銀河系・第八太陽系・第九惑星。
何しに来たの?
異邦の写真を見に。
ふ~ん、ほらっ! この画面さ。

どう?
嘘ばっかり。関東平野はこんなじゃない。
これじゃ持ち帰れない。
仕方ないよ。
持ち帰ったら、第九惑星をだますことになる。
地球でも、涙国を知らないとそうなるさ。

クリスマスの季節-156-


写真同様、数字も嘘をつきます。

他の国に人権とか民主化とか言う前に、涙国は壇上も茶の間も自国の労働事情を、国際社会には先ず放映できないでしょう過重労働・無賃労働・苛虐労働・休日休暇もみ消し労働・夫婦家族隔離労働を、本人と伴侶と子それぞれの立場に立って考えて欲しいです。政壇や有閑の奥さまは考えるだけでは足りないでしょう、折々報道される(あるいは報道すると障りが生じる)労働事情をご自分で体験され、涙国の人権感覚を学んで欲しいです。ヒト一人一人の暮らしにとって、つまりヒト一人一人が生きる上で、最も大切な労働環境に鈍感な社会。

神田に越す前のお正月が好きでした。

クリスマスの季節-163-





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