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2005-02-21

残していいよ!

【残していいよ!】

学校を休んだ本当の理由は両親には告げませんでした。何となくではなく、学校での出来事が尾を引きました。再び通い始める朝のつらさ。

小五までの思い出もとても大切。野球で人気のOさん(←あだ名。直接話した記憶はないです)や、端整で静かなM君(←お医者さまの子)に出合えたことが、嬉しいとか、希望とか、深い想いに結び着きました。

小五まではお弁当持参。小六の最初のお昼は給食のパンが喉を通らなかった。周囲は残さない雰囲気。教壇からの「残していいよ!」で、世の中が変わりました。

小六のI先生はオンナノセンセイ。中学のM先生はオトコノセンセイ。私は先生と話すのが苦手。黙っていては嬉しさも感謝も伝わらない?

【先生、本当に怒っていたよ】

暗記モノを避けた理由は、当時から始まった結石だけではなかったです。登校したくなかった朝が、中学でも波のように押し寄せました。小学校時代は同じ波の事情が理解できずに、冬などは暗くなっても、震えながら校庭に残っていました。中学時代は心配で、教室にいても上(うわ)の空。両親の苦境が見えていました。

大丈夫と言われて、受けた高校は滑りました。その合格者の中でも、一握りしか合格できなかった名門校は受かりました。数学は証明問題。答案用紙は白紙が一枚。楽しかったですよ延々と書いて行くのが。隅までビッシリ書きました。提出時に周囲を見ますと余白が見える。しまった! 間違った!

私立へ進むのはやめました。私立へ通うのは厭でしたから。

文系志望でしたが、三年は友人H君が進んだ理系のクラス。

高校卒業時の、T先生からの電話の事情を、母は近年まで解らなかったそうです。今も仲見世を通りますと「先生、本当に怒っていたよ」

……クリスマスの季節-209-より

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